「さだ子の願い」英語紙芝居ボランティア

〜府中町から発信する平和のメッセージ〜


【英語紙芝居について】

 平和公園で8月6日に紙芝居を長年続けておられる府中町在住の紙芝居活動家中村由利江さんは,府中町の英語講師小柴浩美さんに英訳してもらった佐々木禎子さんの話を一生懸命練習して,英語で外国の方へ伝えています。
 その中村さんと小柴さんが本校国際科の生徒にボランティアを依頼するため,先日来校されました。中村さんの願いは,平和活動が府中町に根付くことです。
 昨年度までは府中緑ヶ丘中学校演劇部の生徒が平和記念公園で上演してきました。しかし,中学生にとって英語が難しかったので,本校国際科の生徒に中学生の指導をしてもらおうということになったそうです。

【府中緑ヶ丘中学校演劇部との合同練習】

 放課後中学校に集まり,中学生が読みにくい英語の部分を高校生が教え,中村さんや小柴さんからは声の出し方,感情表現など,指導していただきました。合同練習では,中学生がせりふ部分,高校生がナレーション部分を担当し,何度も読み合わせを練習してきました。今回,ボランティアに参加したのは3年生3名,2年生3名,1年生4名です。

(中国新聞に掲載されました。H27.8.4)

【8月6日平和記念公園】

 上演当日,平和記念公園の原爆の子の像のそばに7時30分に集合,黙祷をささげました。準備を整え,まず中村さんに紙芝居を上演してもらい,70年前にこの場に投下された原爆により辛い思いをされた方々のことを思い,気を引き締めました。

 天気がよく,朝から暑い日でした。お客さんが暑くならないように木陰に合わせて場所を移動しました。生徒は積極的に声掛けをし,子どもからお年寄りまで,そして,いろいろな国の方に禎子さんの願いを聞いてもらうことができました。中でも3年生は非常にがんばって,10回以上上演しました。
 紙芝居に集まった方々は非常に真剣に話を聞いてくださり,上演後は,たくさんの拍手やお褒めの言葉をいただき,握手をしてもらいました。新聞やテレビの取材もいくつかありました。生徒たちは禎子さんの願い,ヒロシマの思いを伝えることができたと実感していました。

【お礼の言葉】

 最後になりましたが,このような機会を与えていただいた中村さんと小柴さんには本当に感謝しています。英語を通して,平和のメッセージを世界の人々に直接伝えるというすばらしい経験をすることができました。また,府中緑ヶ丘中学校の花岡先生にも大変お世話になりました。中学生が練習のたびに上達し,本番でも堂々と英語を話し,高校生も勉強になった所がたくさんありました。本当にありがとうございました。

 今回,ボランティア活動に参加した生徒は,来年も紙芝居を上演したいと強い希望を持っています。国際科としても,この活動を後輩たちが受け継いでほしいと願っています。多くの方にお世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。