メリノール便り
Day8〜9 3月12日(水)13日(木)




12日(水)は日本語クラスの10年生(日本の高校1年生)と一緒に,イオラニ宮殿とチャイナタウンへフィー
ルドトリップに連れて行っていただきました。目的地へ向かうバスの中も貴重な交流の機会です。自分の設
定したテーマについて研究するためにメリノールの生徒へインタビューをしたり,写真を示しながら名前を確
認したりする光景を目にしました。


(バスの中 1)インタビュー中です。きちんとメモをとっています。ハワイの人々の日常生活について様々な質問をしており,”Good Question !”と言ってもらっていました。


(バスの中 2)「名前を覚えるのが難しい・・」ということで,写真を示して教えてもらっています。



イオラニ宮殿はハワイ王国最後期の君主カラカウア王と妹のリリウオカラニ女王が住んでいた歴史的建造
物として保存されており,宮殿内部に入るときは,汚さないように靴の上からソックスを履いた上で,持ち物
は胸の前で持ち,決して展示物を壊したりすることのないよう注意を受けました。英語でハワイの歴史につ
いての講義や質問を受けながら,豪華で壮麗な宮殿の内部を見学できたのは,貴重な経験でした。メリノー
ルの生徒は歴史についての知識が多くあるので,質問にも積極的に答えていました。本校の生徒も歴史に
ついて学習してから今回の留学に参加していましたが専門用語が全て英語になると,難易度は高かったよ
うです。それでも必死に聞き取ろうとする姿が印象的でした。


窓ガラス,使用されている貴重なコアという木材,肖像画などについてまた,人物の人となりや歴史について詳細に説明していただきました。




イオラニ宮殿を前に全員で記念撮影をしました。初日に写真を撮った時には安芸府中の生徒だけだった場所がメリノールの生徒と一緒になり,さらに楽しい雰囲気になりました。


イオラニ宮殿を見学した後は,歩いてチャイナタウンに向かい,日本語クラスを受講している生徒のご家族
が経営されているベトナム料理店に連れて行っていただきました。皆でフォーをいただきました。メリノール
校で日本語を学んでいる生徒の中にも,ベトナム・日本・中国・フィリピン・韓国・タイ等様々な国出身の家
族,先祖を持つ人がたくさんいます。ハワイは東洋,西洋,ポリネシア等様々な文化が存在しており,日本と
の大きな違いを日々実感します。


チャイナタウンの町並みです。



ベトナム料理「フォー」をいただきました。



13日(木)のお昼は「日本語クラブ」の生徒たちと一緒にお弁当をいただきました。




9年生の日本語クラスでは,金曜日にテストがあるということで,そのための復習が行われました。シニアの生徒が説明をし,皆で復習した後,安芸府中の生徒も先生役をして問題をだしました。


物を示したり,絵カードを示して聞いています。「これはえんぴつですか」「いいえ、それはえんぴつではありません。それはけしごむです。」


先生役の本校の生徒が,ローテーションをして,質問をしています。



シニアプロジェクトについて

11日(火)〜12日(水)の各日15:30から20:00まで,メリノール校のシニア(高校3年生)全員のプロジェ
クト発表会が行われました。生徒一人一人,各自が設定したテーマに基づいてジュニア(高校2年生)から
研究を進め,その総仕上げとして発表をする機会です。卒業に必要な一番大きな要件なので,前日から生
徒は緊張している様子で,リハーサルをしたり,パワーポイントの手直しをしたりしていました。日本語クラス
をとっている生徒の発表を見せていただき,その堂々とした発表時の様子に感銘を受けました。彼らは単な
る机上の評論家で終わらず,皆が,自分が世の中をよりよくするために何ができるか,実際にどのようなこ
とをしてきたかについて必ず述べていました。


ザビエル君は「ペットセラピー」について発表しました。彼は生徒の間でNPOを立ち上げ,募金やボランティア等の活動で得られたお金を寄付していました。1500ドル以上寄付したそうです。


アンドリュー君は「海外との交流」についての発表をしました。彼は,アメリカから海外への留学生が減っていることを指摘し,「海外との交流」の大切さを皆に広げるために,ホームページを制作していました。

学校の滞在も残すところあと1日になりました。やっと慣れ始めた生徒たちは,口々に「帰りたくない。ずっ
とここにいたい!」と言っています。出会えたことに感謝して,残りの留学期間を過ごして思っています。